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まるで「シムシティ」!?データでまちづくりを支援する新サービスが面白い。DATAFLUCT、「TOWNEAR」

データフラクトは2021年12月13日に「TOWNEAR」の開始を発表しました。これは「エリア」に関するデータを分析でき、まちの課題を可視化できるプラットフォームサービスです。この記事では、同社の目指すまちの未来図を紐解いていきます。

データフラクトとは?

データクラフトとは?

データフラクトは2019年創業のデータビジネスを手掛ける企業です。データベースをもとにしたリアルタイム処理、分析、最適化、シミュレーションなどを実施しています。

同社のビジネス

その中で、同社は環境や設備・生活者属性などを分析できる情報プラットフォーム「スマートシティデータレイク」を保持しています。

このデータベースには、衛生画像とそれによる気象状況、POSデータや交通、道路状況、CO2濃度など、街に関わる12テーマの情報が集待っています。

これまではデータサイエンティストが実施してきた業務を、ソフトウェアの力で実施していることが強みと言えます。

TOWNEARとは?

TOWNEAR(タウニア)ではコンパクトシティの形成に向けた多種多様なデータ活用を実施できるようになります。

前章に挙げた様々なデータを、ノーコードで分析…すなわち詳細なITスキルがなくても詳細に検討できるようになっているのが特徴。

イメージとしては、シムシティのツールです。

大気汚染とか、地価とか、幸福度とかが地図上に表示されてて、「うわ~、真っ赤だー」って頭抱えたりした方も多いはずです。主に20代から40代の方々に。

TOWNEARでも、同様に地図上にデータを表示でき、都市計画を検討する際に役立ちそうです。

tOWNEAR 5つのサービス

サービスは主に5つ。
・エリアの課題抽出を可能にする「TOWNEAR Smart Planning」
・にぎわいの変化をモニタリングできる「TOWNEAR Marketing」
・モビリティデータの分析を行う「TOWNEAR Traffic(タウニア トラフィック)」
・環境視点のEBPM支援サービス「TOWNEAR Climate」
・ウェルビーイング推進の「TOWNEAR Wellness」

具体的になにができる?

これらのサービスによって、
・地域計画の策定
・町おこしイベントの企画開発
・交通網の有機的な再生
・温室効果ガスの削減方法の検討
・幸福度の底上げ

などに役立つデータ分析をできるようになります。

さらに「TOWNEAR」では、人流データと検索、決済、SNSなどのデータを組み合わせた時系列因果推論を使用できます。

例えば「なぜこのエリアで人が増えたのか?」「なぜこの時間のこの場所で混雑が激しいか?」など、賑わいの可視化ができるのは大きな特徴の1つでしょう。

コンパクトシティの実装に向けてどう役立つか?

シムシティにしか見えないインターフェイス

同サービスをコンパクトシティ達成に落とし込む場合、キーになるのは「人流」と言えます。

例えばイベントを実施して集客を図る場合、エリア内の人流、また人の属性やにぎわいを分析できます。

また交通網の改良を行う際も、どのエリアが込みやすく、またどこが空いているか、住民はどのように感じているか…多次元のデータをひとつの地図上に重ね合わせて表示できるため、これまでにないスムーズな意思決定が可能になります。

課題解決にデータは欠かせません。シムシティでも、どのエリアが地価や幸福度が高いのか、あるいはどのエリアが汚染されているかなどを分析して、新しい施設を設置したり、古い道路を敷き直したりします。

街を作るだけなら細かいデータは不要ですが、「にぎわう街」「移動しやすく効率的な街」「環境に優しい持続可能な街」…今後求められる街を作る上では、不可欠な要素の一つです。

まとめ

コンパクトシティの達成に向けて、大きな障壁となる要素はいくつかあります。
その中で、コンパクトシティをつくる施策を評価し、改善を続けるという要素があります。

また、二酸化炭素の吸収など、自然の恩恵を活かし、一方で災害など自然の脅威に備えられる、強靭なまちづくりもデータが強いサポート役になります。

同サービスは会員登録により無料で使える機能もあり、まちづくりに関わる人にとって有用なサービスになるポテンシャルを秘めています。

参考文献

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000046062.html

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